レンタカー許可

1. 営業所の設置

営業所は、レンタカー業務を管理・運営する拠点となる場所です。

営業所は適法に設置され、業務が円滑に行える体制が整っていることが求められます。

営業所の所在地や施設の状況は、申請書類に記載します。

2. 車庫の確保

車庫は、貸渡用の車両を保管・整備する場所です。

車庫の所在地や面積、車両の保管能力などを明示し、申請書類に記載します。

3. 自賠責保険の加入

使用する車両は、自家用自動車として登録されたものである必要があります。

車両には、適切な整備が施され、安全に運行できる状態であることが求められます。

車両の台数や種類を申請書に記載します。

4. 運行管理体制の整備

運行管理者を配置し、適切な運行管理体制を整える必要があります。

運行管理者は、車両の整備・点検や貸渡契約の管理、安全対策の実施を担当します。

運行管理者には、一定の資格や経験が求められます。

5. 貸渡契約書の準備

顧客と交わす貸渡契約書には、貸渡条件や料金、安全運行に関する注意事項などが記載されている必要があります。

貸渡契約書は、法令に基づき適切に作成・保管し、契約時に顧客に交付します。

6. 保険の加入

貸渡用車両には、自動車損害賠償責任保険（自賠責保険）に加えて、任意保険にも加入していることが求められます。

任意保険には、対人賠償保険、対物賠償保険、車両保険などが含まれます。